ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

脳腫瘍

眼窩腫瘍、ではないかと思う
医者は、かたく口を閉ざすが

眼球を納める空洞、これを眼窩と言うらしい
その後方部で、眼球を操る
筋肉や神経や涙腺があるのだろう
そこで発生する癌のようだ

症状もネットで見ると
まぶたが腫れ、
目が押されて飛び出し
お岩さんのような顔になる
物が二重に見える
自分のは、全部該当している

手術は
頭蓋骨をグルリと切り取り
ヘルメットを脱ぐようにしてから
患部を切除して行われるようだ

実はこの手術だけなら
逗子の友人が5年ほど前にやっていた
目的は脳血管障害の治療だったが
それを聞いたとき
驚き、言葉も無かった

その話を聞いていたから
今回の精神の動揺は
少しだが対応出来たのでは
と、感謝感激、申し上げておいた

もう一つ
ラジオで脳外科医が言っていたが
脳腫瘍一般に、他部位と異なり、転移が少ないと
本当なら、拝みたいほど、有り難い

国立がん研究センターへの、紹介状を、渡されてしまった
あんな、偉く、恐ろしい所、自分のような者が行くとは思わなかった

農作業と物置

畑を作りだすと、物置や作業小屋が欲しくなる
道具、収穫物、肥料等、家の中や納戸には、大き過ぎたり多過ぎたりで入らなくなるし、肥料など入れたくない物もある
 
で、作った、お隣さんから貰った廃材だけで

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一間の長さの細板だけで、4本の柱と上下の横板とかすがいの構造物が出来た
これが面白いのは、作りがシンプルで、これをモデュールとして左右に継ぎ足せば、いくらでも広くなると云う事
鳥小屋を作りたかったが、近所の反対で叶わなかった
今は、柱を寸詰めし、肥料などの物置に作り替えた

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籾殻燻炭のこつ

冬の風物詩、三年目だ
今回初めて、うまく行った、と思った
 
最初のコツは、風の無い日を選ぶ事だろう、風に籾殻が飛ばされる、当り前の話

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次は、点火の工夫だ
枯木と新聞紙、これを土の上や、私の場合はトタン戸の上で着火するのだが、風があれば勿論、無くても難しい
それを、今年はいい方法を思いついた
ゴミ焼き用のペール缶で、先ず火を起こし、 安定したらひっくり返すのだ
火が落ち着いたらすかさず、逆さロートをかぶせ、煙突を立てる

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次いで、逆さロートの回りに、籾殻を積んで囲む
スコップで掻き上げ、棕櫚箒で履き上げる

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二つ目のコツは、小まめな掻き上げだ
煙突の回りから焦げ、火が着く
これを几帳面に、箒で掃き揚げて、火を消すのだ
均質で上等の燻炭の出来は、これに掛かっている、と知った

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続けていると、首の所だけでなく胴の所も黒くなる
完成間近だ

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掻き上げても、黒い燻炭ばかりで、籾殻が見えなくなったら、煙突を引き倒し、ロートを取り除く
スコップで広げてならし、粗熱を冷ます
 
最後のコツ、と云うか、以前はジョウロで水を掛けていた
予熱で炭化が進むのを止めようとの積もりだったが、無駄な取り越し苦労だった
何もしなくて良い、と今回知った
熱いから流石にビニール袋には入らないが、ペール缶に入れて畑に運び、手箕に取り、畝に撒いた

生ゴミはどうしてますか?

以下は、小さな小さな、生活の知恵
生ごみの処理の方法です
図のトレイは、プラバケツの底を切り取ったものです
小さな洗面器や植木鉢の皿でも良いでしょう
口が広く浅ければOKです
これに、 白菜、キャベツ、人参、ジャガ芋の皮等などの生ごみを、シンクに入れたり濡らしたりしないで入れます
つまり、濡れない、濡らさない、濡らす必要はないという発見です
 
これを始めたのは、生ごみ堆肥が目的で、これをこのまま堆肥枠に放り込む事に発します
その時、濡れた生ゴミは発酵せず腐敗し、蛆が湧き悪臭を放ちます
その為に考えた方法ですが、普通にゴミ出しするのも、 水切り不要ですから この方が便利ではないでしょうか?

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慣れると便利で、返って三角コーナーを疑問に思います
切った野菜屑をシンクに落とすから、濡れるのはあたり前、と云う先入観が巣食ったのでしょう
そしてその先入観は、排水のごみ受けトレイからの連想、発想ではないでしょうか
そのゴミ受けの野菜くずは、広いゴミ皿の上でパンパンと底を叩けば良いのです

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草取り、草削り

 

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中央の棒の両側に、畝が2列ある
左側の畝は、春の草にびっしり覆われている
右側の畝は、平鍬で削り取られ、土が見えている
よく見れば、 畝の天辺が残り、両側が削られている
この畝2列とも、らっきょうが植えられ冬を越したのだが、春を迎えた今、このままでは雑草に負ける
 
そこで 草取りをしようとした訳だが、問題はその草取りの方法にある
まともにやれば腰をかがめて丸1日の作業になる
そこで、らっきょうが植わっている中央を残し、その両側を平鍬ではつった
勿論左側の畝もこれから作業をする
細く残った中央だけの草取りなら、軽作業だ
 
削られた表面は通路に落ちる
時期を見て、今度はその通路をはつりながら通路の草も削り、チャーハン状になったその土を、畝に盛り戻し、らっきょうに土寄せする
 
お気づきだろうか?
この方法だと、草が無駄にならず、全部土に帰り、肥やしになる
現に私は化学肥料は買ったことがない
石灰も買わず、籾殻燻炭を作り、これを撒くだけだ
それだけで私の畑はアルカリに転化し、しつこいスギナが消え、春になればびっしりとした春草で覆われる
ハコベナズナオオイヌノフグリホトケノザヒメオドリコソウ、ハキダメグサは、土が出来上がった指標だ
石灰をまいた隣の人の畑は、この時期草一本生えて来ない
まるで死人のように不気味だ
石灰と籾殻燻炭、その優劣、私には自明に見える
 
後は、畑の周囲の草地を、年に数回、刈払機で刈り集め、堆肥枠に積み込み、できた堆肥を翌年に有機肥料とする
私は化学肥料とは、かたわを作るものだと思う
手足だけが長い、頭だけが大きい、そんな奇形児を作っているように見える
 
もう一つ害虫のことがある
私の野菜は害虫の被害が少ない
化学肥料をやった隣の人の畑は、虫がたかる
この為ネットを張り、農薬を散布している
私は虫は、化学肥料を目指してやって来るのではないかと思っている
化学肥料で奇形となり病気になった野菜が、病気になり虫に食われるということではないかと思っている
虫に食われた野菜を見せ、「虫喰いは、虫が食べるほどおいしく健康な野菜です」と云うのは逆だと思う
人間も同じ、健康な人は病気にならない
風邪をひくのは、体力の落ちた人だ

芋洗

 

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盥に、ジャガ芋や里芋を入れて、水を張ります
そこに丁度の幅の板を刺し、揺すります
芋も多いと、一個一個洗うのは不可能になってきます
上の方法だと、腰を屈める事もなく、楽ちんです
(もっと多い場合は、竹で編んだ樽に入れ、これを流れに浮かべて水車とし、自動で洗う、と言う方法もあったのですが・・・)

堆肥枠

写真は、私の堆肥枠です
これに、春夏の刈草や、秋の落ち葉や、毎日の残飯を入れます
半年したら、枠をスポンと抜いて横に置き、堆肥を移し天地返しをします
臭くはなりません
蓋も不要です
と云うか、土地によっては、蓋をすると蛆が湧きます
また良かれと、米糠を混ぜても、蛆が湧く事があります
放置しておけば、雨と太陽の湿気と発酵菌で、見事な堆肥が出来上がります

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丸太をチェーンソーで切る時の、馬

別荘の楽しみの一つ、薪ストーブだ
丸太を集め、チェーンソーで輪切りにし、斧で割る
さて薪を地面に置いたのでは、チェーンソーは使えないから
台が必要になる、この台は馬と云う
で、これを作った
少し凝って、ホゾと云うか、切り込みを入れた
人生初めての体験、自分に出来るだろうかと思ったが、あっけなく終わった
電気鋸で浅く切込みを入れ、のみで切り落とす

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温室、乾燥、はさ掛け・・・

家庭菜園で自給していると、温室や乾燥室が欲しくなる
大豆や、ライ麦や、じゃが芋などなど、収穫後に乾燥させなければならない
 
で、温室を作った、ご近所から貰った廃材だけで
材木の長さが180cmだったので、これでサイコロを作ったのだ
上の辺には多少の勾配をつけた
上に2~3本の棒を渡せば、波板3枚で屋根ができる
横はビニールを貼れば良いのだろう
出入り口にはドアも必要になる
と考えたら、今後は多少の出費になることが分かった
ただ、この方法の利点は、素人でも簡単に作れるはモジュール形式だ
継ぎ足せばドンドン大きくなる
最初は、鶏小屋を作りたかった
近所の反対や、毎日の餌やり、私には無理だったが・・・

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アトピーと、糖質制限

[糖質制限と乾燥肌]
何がきっかけだったろう・・・
ダイエットのつもりで、はやりの糖質制限の本を二、三冊読んだ
なかなか説得力があったので、試しにと、やり始めた
糖質を制限するのは当然、他方タンパク質と野菜を増やせと云う
因みに野菜は人の数倍摂っている、家庭菜園をやっているからだ
私の健康法の歴史、謳い文句の効果より、副次的な効果での恩恵が多い・・・なぁ
糖質制限の効果は知らないが、その副産物というべきか
驚いたのは、顔を洗う時、肌がすべすべになった事に気が付いた
肌が潤っていたのだ

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西洋医学とは

盛大な定年のお別れ会、有難い事でございます
 
皆様のほかにもう一つ、感謝を申し上げたいのは、会社に対してです
私のような何の能力もない者を、雇ってくれ、給料をくれました
家を持ち、妻を持ち、子を養いました
奇跡に近い事と、本当に感謝しています
 
また、こんな奇跡は、一人、会社だけの力でしょうか?
はい、戦後日本の舵取り、戦後政治家の確かさであります
それが心底、有難いと思うのです
日本の長い歴史を振り返っても、これほどの期間続いた平和と豊かさ、稀有ではないでしょうか?
 
さて定年を迎えると、人は立ち止まり、後ろを振り向く物なんですね
私、ゾッとしました、自分の足跡が無いのです
会社の足跡はある、日本国の足跡もある、でも自分の足跡は無いのです
給料を貰って働く労働契約だと思っていましたが、どうも奴隷契約だったようです
なので、残り短い余生を賭け、明日から自分の足跡を作ろうと思います
少し時間を頂いていいですか?
今、足跡を、言いました
そこで質問です、さて皆様、皆様には足跡がありますか?
定年になって振り向いた時、足跡はできているでしょうか?

一向一揆

○○様

この夏に故郷に帰り、亡き父の報恩講をもうしました。その時に、私が師事するお坊様と親しく話す事ができ、幾つかの本とヒントを教わりました。私が長らく疑問に思っていた、越の国の、ひいては日本の、凡そ鎌倉時代以降ではありますが、何が起こっていたのかが、分かったような気がします。久々に、気分が高揚しています。

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病気の理論化・体系化=ダイエット・健康法・病気を、地球生命誕生の45億年から紐解く

素晴らしい本に出会った
藤田紘一郎氏の「50歳からは炭水化物をやめなさい;病まない・ボケない・老いない腸健康法」、だいわ文庫から2016年刊行
この本には驚いた
糖質ダイエットの本でありながら、体と病気の理論化、体系化の意図が見える

糸川式の草削り、追記

今日は4月の中頃、畝の草取り作業を、糸川式でやった
畝の草を、平鍬でハツって通路に落とし
次には通路の草をハツって、チャーハン状になった土と草を、畝に戻す
同時に土寄せ作業が、終わっている
この時、畝を直したり高くしたりの、補修もできる
ちなみに、平鍬はその先を研いで鋭くしておく
 
さらに言えば、糸川氏は最初から完全な畝を作ろうとするな、と
氏は完全を、思っても求めてもいない、状況に合わせての融通無碍
畝ハツリを今日行い、通路ハツリは明日でも来週でも、これも融通無碍
腰をかがめないので作業が楽なのは勿論、加えて精神的に、すこぶる楽チンなのだ
 
その糸川式の畑、畝に特徴がある

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先ず畝幅は4尺と広く、通路幅も2尺と広い、合わせて6尺取る
その畝の真ん中に、細い溝を作る
つまり、2本で1対の畝をたくさん作り、これで畑を構成する
畝表面をハツッた草も、この溝や通路に落とす
草の他にもこの溝と通路には、残飯や薫炭や堆肥を入れる、つまりここが堆肥場なのだ
然る後、必要に応じてこの溝や通路をハツリ、チャーハン状の土と草を、畝に盛る