ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

草取り、草削り

 

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中央の棒の両側に、畝が2列ある
左側の畝は、春の草にびっしり覆われている
右側の畝は、平鍬で削り取られ、土が見えている
よく見れば、 畝の天辺が残り、両側が削られている
この畝2列とも、らっきょうが植えられ冬を越したのだが、春を迎えた今、このままでは雑草に負ける
 
そこで 草取りをしようとした訳だが、問題はその草取りの方法にある
まともにやれば腰をかがめて丸1日の作業になる
そこで、らっきょうが植わっている中央を残し、その両側を平鍬ではつった
勿論左側の畝もこれから作業をする
細く残った中央だけの草取りなら、軽作業だ
 
削られた表面は通路に落ちる
時期を見て、今度はその通路をはつりながら通路の草も削り、チャーハン状になったその土を、畝に盛り戻し、らっきょうに土寄せする
 
お気づきだろうか?
この方法だと、草が無駄にならず、全部土に帰り、肥やしになる
現に私は化学肥料は買ったことがない
石灰も買わず、籾殻燻炭を作り、これを撒くだけだ
それだけで私の畑はアルカリに転化し、しつこいスギナが消え、春になればびっしりとした春草で覆われる
ハコベナズナオオイヌノフグリホトケノザヒメオドリコソウ、ハキダメグサは、土が出来上がった指標だ
石灰をまいた隣の人の畑は、この時期草一本生えて来ない
まるで死人のように不気味だ
石灰と籾殻燻炭、その優劣、私には自明に見える
 
後は、畑の周囲の草地を、年に数回、刈払機で刈り集め、堆肥枠に積み込み、できた堆肥を翌年に有機肥料とする
私は化学肥料とは、かたわを作るものだと思う
手足だけが長い、頭だけが大きい、そんな奇形児を作っているように見える
 
もう一つ害虫のことがある
私の野菜は害虫の被害が少ない
化学肥料をやった隣の人の畑は、虫がたかる
この為ネットを張り、農薬を散布している
私は虫は、化学肥料を目指してやって来るのではないかと思っている
化学肥料で奇形となり病気になった野菜が、病気になり虫に食われるということではないかと思っている
虫に食われた野菜を見せ、「虫喰いは、虫が食べるほどおいしく健康な野菜です」と云うのは逆だと思う
人間も同じ、健康な人は病気にならない
風邪をひくのは、体力の落ちた人だ