ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

教育は、人質

定年になり、別荘に住み、畑を耕していたら、見えてくる事が幾つかあった
最初に気が付いたのは、そもそも何で働いていたのか、だ

今迄、働き、金を得るのは義務とも当然とも思っていたが、とんでもない間違いだった
自分で畑を耕していれば、生きていけるのだ!
では何故働いたか?
子供を学校にやる為だった、と気が付いた

明治政府は、それまでは現物納付の年貢を、金納の税金に変えた
もう一つ、教育を義務化した
その教育も金であり、物納は出来ない
これで当時国民の九割の、農民の生活が根本から激変した
一揆が江戸時代より増えたのは当然だろう

早く言えば、子供を人質にとり、農民を貨幣経済にぶち込んだのだ
金以外の生活、金以外の自由度を奪い、国民を奴隷にしたのだ
美辞麗句は沢山用意された
四民平等、職業選択の自由・・・
それは確かだが、職業を選ばない自由が消えて無くなった