ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

佐々井秀嶺、一向一揆、大乗仏教

佐々井秀嶺という人がいる、ネットニュースで知った
破天荒な性格で、日本の仏教界に住めず、タイに行くも問題を起こし、逃げるようにインドに
問題は、そのインドではまり、今はインド仏教の頂点に立ったのだ、日本人でありながら
インドでは少数派の仏教徒、その信者を爆発的に増やしたのだ
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インドのカースト制、廃止が叫ばれ法律も出来たが、変わらない
バラモンクシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラは教わった事がある
実はその下に不可触賎民、アウトカーストがある
佐々井秀嶺氏が広めた階層は、これらの人達だった
仏教は、人は平等と教える
ただそれだけでは、人は改宗しない
氏は、アウトカーストから抜け出すのに、教育の重要性を説き学校を作り、人をカーストから世に送った
これを見た不可触賎民は、そこに希望と未来と自由を見たのだ
仏教が一挙に広まった

さて、一向一揆
一言で言えば、一向一揆がこれと同じだったのでは、と
社会制度の破壊であり、身分の対流現象が始まる、新しいイデオロギーだったのだ
鎌倉仏教は、燎原の火となり、たちまち一国を総なめした

もう一つ、大乗仏教
これも同じだったろうと思う
仏教はブッダを離れ、国政となり身分制度となった
これに対する周辺民族の反発が、大乗仏教
大乗仏典は皆、仏弟子の否定がテーマになっている
そして、社会運動、社会改革のイデオロギーとなった