ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

日本書紀の小嘘と大嘘、皇統譜

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以前のブログ「出雲神話は本当です」で皇統譜に言及した
初期の皇統譜15代迄は、日本誕生の動乱に関わった同時代の立役者、物部、出雲、尾張の王たちを、本来の横並びではなく縦に積み上げた物だ、と
それはどうも、小嘘に気が付いただけの事だったようだ

そして今回「消された縄文、丹後王国」で日本建国前夜の縄文人倭人、それらが担った日本海の交易をつぶさにのぞき込んだ
大和に統一王権が生まれると言うが、この環太平洋ならぬ、環日本海貿易圏を脇に置いて、尚且つそのおこぼれに預かりながら、大和が独立したり、日本建国などできる訳がない
自立の為には、先ず瀬戸内ルートが開かれなければならない
次に日本海ルートが凋落、或いは少なくともマイナールートに追い込まなければならない

それが現実の物になる訳だが、理由の一つは遊牧民高句麗の南下であり、南朝鮮に展開していた倭人が、この戦争に連戦連敗を舐めている事である
古代日本が何度も朝鮮に出兵している事を不思議に思わないだろうか
これは朝鮮の依頼ではなく、自分の権益を守る為だったのだ
これにより日本海交易圏は、衰退していった
もう一方の瀬戸内航路だが、これは時代と共に拓かれて行き、時間の問題になっていた

私が言いたいのは、この条件が揃うのは遥か下って継体天皇辺りではないだろうか、と言う事だ
つまり、仁徳天皇雄略天皇も書紀では名君、大王扱いだし、日本全土に君臨したような書き方だが、その実は大和の地方史だったのでは、という気がしてならない
つまり、これが書紀の大嘘では無いだろうか
これは重大な事で、今後考察を深めて行かなければならない

ちなみに書紀が、神武以来の統一国家と言う、そんな嘘を構えたのは、不思議でも何でもない
一つは南朝鮮の権益を完全に失った白村江の大敗、この敗戦処理で唐に対して見栄を張らなければならなかったのと、もう一つは藤原氏の神話時代からの嘘を固める為に、歴史を飾った、それだけである