ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

草地に自生したアサツキ、叢生栽培のヒント

草地に、アサツキが自生していた
ワケギか細葱かと見まがうほどに、太く長く力強かった
叢生栽培とはこういう物か、と驚いた
ちなみに木村秋則氏も同じ事を言っている、近くに土手があるなら大根を植えてみろ、と

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同じくその日は、毎年悩まされる畑周辺の草対策をやっていたのだが、或る方法を思い付いた日だった
以前の経験から、一番楽ちんな草対策は耕す事だと知っていた
それで、畑の四方四箇所で合計四畝ほどあるだろうか、その草地を、全部はとても無理だがその外周だけならと思い、草地の回りをぐるりと耕した
平鍬で耕したりはつったりして、歩けるほどの幅の裸地の通路が出来た
 
この時点で、新鮮な驚きに見舞われた
当たり前だがこれでもう、進むのに草をかき分ける事は無い!
背丈を超える、雑草という壁が押し寄せてくる事もない!
時折、通路のへりを平鍬ではつっていればいい
それどころか草地に分け入り踏み込まなくても、その通路から手の届く範囲なら、刈払機でも草刈鎌でも草取鎌でも鋸鎌でも処理可能となる
草地の脅威は消えて、草地を管理し栽培する、という感じになる
それを発見した
 
さてこれがヒントになり、自分の畑をこれで出来ないかと思った
当然畑の外周通路だけでは広過ぎて中に手が届かないから、縦に沢山の通路を走らせ、通路と通路の間を短冊状の畝とする
こうして出来た畝に、間隔を置いて穴を掘り、そこに種や苗や、或いはアサツキを植える、と
 
何やら、焼畑農業に似て来た
今年はこれを、トライしよう
これが
福岡氏が自然農法で言う、無除草(叢生栽培)
川口氏が自然農で言う、草を敵としない
或いは木村氏が言う、自然栽培では無いだろうか?