ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

おいしい、おいしい、ポトフ

ポトフは、どんなイメージでしょうか
フランス料理、おしゃれ、おいしそう・・・などでしょうか
私も昔、ポトフをご馳走になった事があり、おいしかった記憶があります
 

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 ところが自分で作ってびっくり、まずいのです

ポトフは大鍋で作りますから、大量の残りにオロオロでした
最初のリベンジはトマト味ならと、トマト缶を使いましたが同じでした
何れもコンソメの他は、多少の塩と胡椒です
余りのまずさに呆れ、更なるリベンジは醤油と味醂でトライします
食べられる味にはなったものの、その味は肉じゃがで、もはやポトフではありません
 
深く打ちひしがれ、ネットを見、私のおでん手法を参考に、起死回生のリベンジが下の方法です
で、これが大成功!
コンソメも胡椒も顆粒出汁も使わず、塩だけでこれだけおいしくなるかと、感動ものの一品です
出汁は基本、きのこと鶏がら、根菜とブロック肉に求めます
 
1)前日に鶏がらとブロック肉を塩漬けで寝かします、おでんと同じやり方です
 
2)翌日大鍋に水を張り、エリンギ、しめじ、拭いた鶏がらを、水から弱火で温めます
茸と鶏の、出汁を作るのです
 
3)同時進行で玉ねぎ、人参、じゃが芋、ブロック肉、ソーセージなどを、冷たいフライパンに入れて、上からオリーブオイルを垂らし、時間をかけて弱火で炒め、順次鍋に投入します
キャベツは中程以降に、鍋に押し込みます
 
4)その日食べても、今までのポトフとは、そのつゆのおいしさ段違い
これが塩だけかと、口も胃もびっくりします
また塩味だけですから、野菜も、ああこれが本来の味なんだな、と分かります
キルト布で二重に包めば、翌朝迄温かいですね
その味も、比べて味わいます