ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

ピザ焼き、15分

ピザ焼き・・・、その方法が漸く決まったかな?

ピザ玉と具材が用意できていれば、個人で、平均以上の味で、15分でできる方法  


 ピザの味は、小麦粉と、トッピングと、焼き方で決まります

その焼き方、下はカリッと、上はもっちりと、これが難しいのです
 
窯の最高峰は勿論、イタリア直輸入のピザ窯ですが、高額なのと、町では排煙装置と、薪は付きっ切りになり、営業目的です
 
観光地では、軽トラに自作の焼窯を乗せたピザ屋を見かけます、排煙装置が不要ですが、薪は付きっ切りの、同じく営業目的です
 
私も昔々、庭に耐火煉瓦で小さなピザ窯を作りましたが、近所の苦情と、火を熾し高温を保つ為に半日かかり、これで一枚のピザを焼くのは気違い沙汰だと分り、壊しました
人間って馬鹿だなぁと、いや私だけが馬鹿なのですね、きっと
 
次に夢を託したのが、イタリア製の、デロンギのEO1258Jでした
あ、私、日本の電子レンジは、ボタン操作が分からないのです

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さてこの機械、下のヒーターが弱く、ストーンを最下段にしても温まりません
この機械だけでストーンを加熱しようとすれば小1時間もかかります
ストーンだけコンロで加熱しましたが、ガス火は水を含むので、カリッとなりませんし、こんな熱いストーンを運ぶのは、長い間には間違いが起きます
それに、このような二度手間では時間がかかります
 
更に鉄板でピザの下面だけを焼き、次にオーブンで上を焼く、と言う方法もだいぶやりましたが、やはり二度手間ですし時間がかかります
そんな訳でこの機械、今はラザーニア専用になりました
 
次に期待をかけたのが、フカイ工業のFPM-160です

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色々トライしたのですが、まずいのです
ピザの焼き味と言うより、蒸物の味では、と思いました
 
諦めかけた時、ネットで窯の裏側にガスコンロのアルミカバーを貼り付けた、と言う記事を見つけます
捨てるなら、壊れてもいい、やってみるかと
これがなかなか、数段のグレードアップ、びっくり仰天

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さて高熱は申し分ないレベルなのですが、まだ蒸し味が気になります
ある時蓋を開けたら、もうもうと湯気が噴き出し、ハハンと気が付きます
 
コンベクション(対流)機能と迄は行かないけど、ツナ缶を蓋の間に挟み、蓋に隙間を開けたら、ようやく蒸し味が消え、焼き味がつきました
下はカリッと、上はもっちり、の完成です
 
具体的な手順は、次のとおりです
1.ピザ玉と、具は出来てるとします、つまり注文を受けて今、開始とします
2.FPM-160のスイッチを入れ、加熱開始(15分の目盛一杯です)
3.その間に、ピザ玉を円形の直径30cmに伸ばします
4.これをFPM-160のストーンに乗せ(6分経過)、ピザの下面に焼きを入れます
5.同時に、オイル、トマト缶、玉葱、その他の具材を乗せます(8分経過)
6.ピザをストーンから外し、チーズを乗せ、ストーンに戻します(9分経過)、(ストーン上でやると、チーズがストーンにこぼれて焦げ、後の掃除が面倒です)
7.15分経過して焼き上がり、下はカリッと、上はもっちりと