ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

柿の木の剪定

下は柿の木の写真だ
何が珍しいか?
実はこの木、70年ほど自然天然に育っていたのを、植木屋さんが強剪定し、2年かけて整枝し整形したものだ
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昔々、ある植木屋さんが言っていた、柿を剪定なんかして、実は成るのか?、と
それ以来、柿は剪定してはいけないものとばかり思っていた

だから最初、太枝を強剪定されて、葉っぱも殆ど失い、げんこつを空に突き出した様な、無残で可愛そうな枝振りに絶句したものだった
この木はもう、実は成らないと諦めた

それが2年目、げんこつ枝から胴吹き芽、胴吹き枝が出、間引きされたのが写真だ
完全に、そして美しく復活した
二度驚いた

言うまでもないが、写真の柿は整枝が目的だから姿が良いのだが、採果を目的にして高枝を詰め横枝を伸ばし、縦よりも横幅を大きくする事も可能だ
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