ondonpiのブログ

山と川の間に迷い込み、掘立小屋で自炊し、猫の額ほどの畑で自給し、大脳と小脳の世界に遊びます・・・

辛坊治郎氏が言った

辛坊治郎氏が言った
失われた30年で、アジアでダントツだった日本人の所得は今や、シンガポールの半分になり、韓国にも抜かれた
その理由、金利が低いからだ、と
金利が低いと借金が返せるから生き残り、かくして儲からない、生きているだけの会社ばかりになった、と
 
驚いた、目からウロコだった!
リフレ派でさえ、こんな事を言う人はいない
まして金利上昇は諸悪の根源と、その主張は真逆を指している

 

私は豊かさとは何か、どうしたら人が豊かになるか、国が富むか、様々に考えあぐねて来た
つい最近も、戦後高度経済成長の最大理由は、自給自足同然の百姓たち、事実上経済の枠外にいた人口、これが生産性の優れて高い工場と都会に流入した事、この変化こそが最大理由ではないかと気が付いたばかりだった
 
これだってそんな難しい言い方をしなくても、儲からない仕事を捨て、儲かる仕事についたと、簡単明瞭に言い切れる
現在のアメリカの繁栄も、AIの魅力的な、誰もが欲しがる、革新的な新技術が続々と生まれる、つまり儲かる仕事で溢れ返っているからだ、と簡単に言い切れる
 
私は随分と遠回りした
豊かになりたければ、より儲かる仕事をする、当たり前の事だった